あけましておめでとうございます
昨年は皆さまのお力でたくさんの子供たちに一次救命についてつたえることができました
ありがとうございました
今年も子供たちにとって無理なくつたえていけたらと思っております
昨年最後の講習についてです
2011年12月15日(木) 8時40分〜10時30分
中学1,2,3年生 47名
リトルアン 24体
命のお話とAEDの使い方 心肺蘇生法について
河野中学校は南条郡南越町の越前海岸沿いにあり 福井から1時間くらいかかると思い早めに
出たつもりでしたが朝の渋滞もあって 中学校に到着したのはギリギリになってしまいました
やっと保健委員会からの報告が始まった頃に入ることができました
学校では工事のため プレハブの教室での授業となりました
保健委員会からの報告のあと 先生からの体験談をお聞きしこの授業を開きたいという先生の熱い思いを知ることができました
命のバトンについてこれまでのことをお話し 目の前の命を救うことができるのはそばにいるひとだけだということを伝えていきました
その後
2クラスに分かれてAEDと心肺蘇生法のやり方の授業をおこないました
それぞれのクラスで胸骨圧迫のやり方や人工呼吸においてはやり方だけでなく注意点や身を守るということでフェイスシールドの必要性も伝えました
AEDの使い方を練習し 傷病者を発見し 救命のリレーをスタートできるように流れもお話しました
中学生ということで反応もよく 1年と3年の体の差はありましたが胸骨圧迫もかなり上手でした
しかし 実際に目の前に傷病者がいたときに今日 やったことができるとは限らないこと
そんなときに自分にできることを精一杯してほしいと伝えました
すべて終了したときに 先生から
子供たちがこの話 知ってるというのですよ 先日のテストにでていたというんです
知ってましたか? といわれ 一枚の問題用紙をみせていただきました
それは3年の英語の確認問題用紙
そこには英文で AEDについて書かれていました
帰宅後 その文章をゆっくりよんでみて感動してしまいました
娘のことやこれまでのことではなく AEDのことを問題で取り上げていただいたこと
そして 最後の一文でした
I hope every student can learn how to use an AED at school to save a lot of lives.
AEDは魔法の箱ではないのですが使い方をしり 助けてあげようという願いをもつことや
子供たちの心に命を想う願いが根付いてくれたら きっと未来は変わっていくと思います
昨年は本当にたくさんの出会いがありました
ひとつでも多くの命のバトンが手渡せたらと思っています
ありがとうございました